海外の携帯電話料金その3

お題3:日本以外のほとんどの国では、端末の購入とキャリアの選択は別だてでおこなわれ、通話料と携帯端末それぞれ独立に、価格と性能・サービス競争がおこなわれます。
そもそも,海外でも日本の契約方式と同じポストペイド方式は昔からあり,これは日本の携帯電話とほぼ同じ競争が行われています。近年は日本のビジネスモデルが見直され,通信事業者が主体となりハイエンド端末を自社のSIMカードで無ければ使えない様にしてポストペイド契約限定として,大幅に割り引いて販売を始めています。「Exclusive for 〜」と表記された端末がそれです。たとえば,英Orangeでは現在ポストペイド契約者にはNokia 6233を自社SIMカードロックをして無料プレゼントするキャンペーンを実施しています。T-mobileもキャンペーンでの格安端末には,「Exclusive for〜」の文字が躍っています。ちなみに,香港やタイなどのアジア諸国では,プリペイド制度しかほとんど普及していず,そのため,このタイプの端末はほとんど存在しません。
日本と違うのは,同制度を前提として端末が開発される日本と,既に開発済みの端末を別途キャリアでカスタマイズする欧米,と言う点です。そのため,キャリアが独自サービスを先陣切って入れることは無いです。
しかし,これは新規に毎月支払う契約方式を選ぶ必要があり,

一概に高いと言うのではなく,欧米諸国では本当の意味で多種多様な料金プランを選べるので,不必要なサービスを除外しやすいというのが正確なところではないでしょうか。日本は本質的に全てのサービスを含むプランしか存在しませんので,
ちなみにアジアでは,電話代は激安ですが,その分データ通信にかなりのしわ寄せがあるため,ケータイコンテンツがほとんど普及していないと聞いています。